私の母はヴァイオリンをやっているので、生まれてからずっと「クラシック音楽」というものは、当たり前のように私自身の生活の一部となっていました。
「音楽」だけでなく、母は、「芸術」に関するあらゆるものを見せてくれて、経験させてくれました。
オーケストラをはじめ、バレエやオペラ…。絵画や彫刻などの、美術品。
美しいものを教えてくれたのは、間違いなく私を育てた母でした。
逆に、そのことにより、自分の足でコンサートに出向いたり、自分から好きな音楽を探したりすることは、少なかったのかもしれません。
なにもしなくても、そういう機会があったのですから。
そんな私が、はじめて自分からコンサートに出向いたのは、意外と遅くて、高校1年生のとき。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に出会ったことがキッカケでした。
どうしても“生のラフマ”を聴いてみたい!
そんな想いから、山形交響楽団の演奏会へ。ピアノは清水和音さんでした。
高校生が貯めた微々たる貯金(笑)で、新幹線の切符を買い、
生まれてはじめて自分の意志でコンサートのチケットを購入し、
会場がある米沢市へ。
あの時に聴いたラフマニノフは、本当に忘れられません。
鳥肌が立って、言葉では表せないような感情が生まれて、涙が止まらなかった。
そして、「私も真剣に音楽と向き合おう」と思えたキッカケとなりました。
音楽をやっているなかで、自分の何かが変わるキッカケって、本当に大事だと思います。それがそのまま自分の音楽に活きてくるものなので。
あの日がなければ、スタートラインにも立っていなかったかもしれません。
すべてが縁なのかもしれませんが。
一日一日を、大切にしていきたいです。
私の母はヴァイオリンをやっているので、生まれてからずっと「クラシック音楽」というものは、当たり前のように私自身の生活の一部となっていました。
「音楽」だけでなく、母は、「芸術」に関するあらゆるものを見せてくれて、経験させてくれました。
オーケストラをはじめ、バレエやオペラ…。絵画や彫刻などの、美術品。
美しいものを教えてくれたのは、間違いなく私を育てた母でした。
逆に、そのことにより、自分の足でコンサートに出向いたり、自分から好きな音楽を探したりすることは、少なかったのかもしれません。
なにもしなくても、そういう機会があったのですから。
そんな私が、はじめて自分からコンサートに出向いたのは、意外と遅くて、高校1年生のとき。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に出会ったことがキッカケでした。
どうしても“生のラフマ”を聴いてみたい!
そんな想いから、山形交響楽団の演奏会へ。ピアノは清水和音さんでした。
高校生が貯めた微々たる貯金(笑)で、新幹線の切符を買い、
生まれてはじめて自分の意志でコンサートのチケットを購入し、
会場がある米沢市へ。
あの時に聴いたラフマニノフは、本当に忘れられません。
鳥肌が立って、言葉では表せないような感情が生まれて、涙が止まらなかった。
そして、「私も真剣に音楽と向き合おう」と思えたキッカケとなりました。
音楽をやっているなかで、自分の何かが変わるキッカケって、本当に大事だと思います。それがそのまま自分の音楽に活きてくるものなので。
あの日がなければ、スタートラインにも立っていなかったかもしれません。
すべてが縁なのかもしれませんが。
一日一日を、大切にしていきたいです。
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